現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

入塾者が一番増える時期 退塾者が一番増える時期

入塾者が一番多いのは6月です。4月で学年や学校が変わって、ゴールデンウィークも明けたし夏休みの講習も受けたいし、じゃあ塾に入ろっかな、となる時期だからです。特に受験学年は6月に入塾してくるのがもっとも多いです。これ、どこの塾も一緒のはずです。

ですが以前から繰り返し書いているとおり6月に入塾するのってあんまり良くないです。カリキュラムは3月スタートとか4月スタートとかですから、その途中からやり始めることになります。個別形式授業だったらまだ良いとして、集団型グループ形式授業だとそのカリキュラムギャップに苦しんで、結局数ヶ月ももたずに塾を辞めていく方がいます。

やっぱり塾通いするのに一番良いのは3月です。2月くらいに問い合わせしていただいて、見学とかもたっぷりしてもらって、3月から徐々に塾通い、そして春の講習に出てもらって4月からきちんとカリキュラムをこなしてもらう、これが理想の形です。

 

逆に退塾が一番多いのはいつなのかというと、受験が終わったから自動的に塾を辞める3月は置いておき、それ以外なら夏明け頃ですかね。

夏の講習を受けて満足してしまって、あとほかの塾もうっかり体験してしまったからそっちに乗り換えようかなと辞めていく方が多いです。

でもこれも塾を辞めるタイミングとしては最悪です。

だいたいの塾では夏明けに塾内模試を用意していて、学校でも定期テストや実力テスト、課題テストがあるわけです。夏の頑張りがどう学力に活きたのかを確認しないで塾を抜ける、これって夏の頑張りを棒に振ったことと同じなんですよ。

乗り換えとかで塾を辞めるんだったら、やっぱり2~3月がベストなんじゃないですかね。あるいは強いて別の時期を言うなら夏前のタイミングです。

 

どうもご家庭であると大きな講習、夏期講習とか冬期講習とか、それを塾の乗り換えのタイミングだと思っている方が多いようなんですが、実はそれらのタイミングは最悪です。

いちおう塾側はどこの塾でも「講習は復習がメインだから大丈夫だよ~」みたいに安心させて集客していますが、本来は通常の授業を受けていただいて、その確認のために復習を行うのがもっとも学習効果が高いわけです。それをいきなり復習から受けるなんてどう考えても非効率なんです。

そう、実は大きい講習は塾通いし始めて良いタイミングではありません。

どこの塾も集客のためにそういうことはご家庭に教えてくれません。とりあえず塾に入れちゃって、なんやかんやで慣れてくれればそのまま定着するだろう、というような考え方です。むしろ講習から通い始めましょうね~なんて言ってます。

 

塾通いし始めると良いのは3月。乗り換えも2~3月。

どんなに遅くても4月まで。

これがカリキュラムを無理なくこなしていける、効率的で確実な時期です。

うっかり塾に言葉巧みに変な時期に入塾させられないように注意しましょう。