現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

今も昔もドイツの憲法に日本はお世話になっている

日本の初代憲法である大日本帝国憲法は、ドイツのプロイセン憲法が大いに活かされています。

明治の日本は天皇を中心に中央集権体制を確立させようとしていましたから、似た憲法であるプロイセン憲法が元ネタになったわけです。伊藤博文がドイツ留学しましたのでその流れで初代内閣総理大臣にもなりました。

説明する問題ではよく「なぜプロイセン憲法が元になった?」と聞かれますので、「君主権が強いから」と答えることになります。

あとプロイセン憲法と答えるとき、プロテインみたいな感じで「プロセイン」と答えないように。「プロイセン」ですからね。

 

そして日本国憲法は、ドイツのワイマール憲法が活かされています。

日本国憲法の三大原則の一つである基本的人権、それを構成する社会権、さらにその中の「生存権」です。

生存権は第25条、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」っていう部分を丸暗記させられた方も多いと思います。実際穴埋め問題でよく出てきますので、まるごと覚えておくのが望ましいです。

ワイマール憲法は世界で初めて生存権憲法の中で名言しました。「すべての人に人たるに値する生存を保障することを目指す」と書いています。民主主義を徹底した憲法として知られています。

 

よく考えると今も昔も日本の憲法はドイツにお世話になっていることになります。

ドイツといえばともに工業大国で自動車分野で競っていますし、第2次世界大戦では共闘した過去もあります。今ではエネルギーや資源で協力関係にあります。

日本にとってEU圏でドイツは最大の貿易相手国でもありますし、なんかドイツってけっこう身近な存在ですよね。