現役塾講師の教育さまざまブログ

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塾のかしこい選び方 ~塾講師目線から~ その2

以前、大手塾の選び方について触れました。

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今回はその第2弾、小規模塾あるいは個人塾の選び方とそのメリット・デメリットについて塾講師目線で触れようと思います。

 

まずはメリットについてです。

大手塾の場合、テキストはその専用の会社から卸したものを使っている場合がほとんどです。

すると、個別形式授業は置いておいて、集団形式の授業ですとカリキュラムにある程度の制約がかかることになってしまいます。

この時期までにこの単元を終わらせておかないといけない、みたいな部分がけっこう出てきてしまいます。

すると学校での学習との乖離が生じてしまうことがあります。

一方、小規模・個人塾の場合はそういった制限がほぼありません。

学校の教科書をそのまま流用して授業を行う、独自テキストでカリキュラムに制限がない、といった場合も多いため学校の授業の進度に合わせた内容の学習が可能です。

また小規模・個人塾は在籍生徒数も少ないですから、生徒個人個人を先生がよく見てくれるという点も良いです。

保護者面談や生徒面談も積極的に行っている塾もあります。

 

地元密着型なのも小規模・個人塾の強みです。

進学先の学校のことを講師がよく把握しており、適切なアドバイスをもらいやすいという点が優れています。

大規模塾の場合は管轄内で講師の異動がありますから、配属して間もない場合は学校についての知識が不十分な講師がけっこういますからね。

 

つぎに、デメリットです。

小規模・個人塾では大型模試が受けられない場合があります。

大型模試はある程度の生徒数が確保できている塾が実施できるので、小規模・個人塾にいて受けたい場合は結局ほかの塾に外部生として模試だけを受けに行く、ということが必要になります。

また模試を実施している小規模・個人塾があったとしても、生徒数のサンプル数が少ないため、入学試験とはほど遠い精度の偏差値が出されることになります。

結局、受けて意味があるのか?という模試です。習熟度を確認することだけを目的にするのならば良いんですけれどね。

また、英検や漢検、数検といった検定試験も小規模・個人塾では実施されません。

検定試験も一定数以上の在籍を確保できている大規模塾でないと準会場としての登録ができない仕組みになっています。

 

それから小規模・個人塾の場合、クセがだいぶ強いです。

授業の進め方がマニュアル化されていない場合が多いですから、その講師のウデが授業内容に直結します。

自分に合った先生に出会えればとても良いですが、そうでなかった場合はそのクセに苦しみ、結局成績が上がらないという悪循環に陥ります。

クラス数、生徒数も限られていますから、場数を積んでいない講師だらけです。意外と柔軟な指導ができないのが小規模・個人塾の講師です。

 

自習室が完備されていない小規模・個人塾が一般的です。

最近の大規模塾は自習室完備で、学習についての質問があったら先生にいつでも聞けるというところが多いですが、小規模・個人塾ですとそうはいきません。

ただ、自習室完備の塾は施設費や管理費といった名目で自習室分の月謝も上乗せされますから、小規模・個人塾で自習室がない方が月謝が安いというメリットもあります。

塾を選ぶ際は、自習室を普段使いするかどうかも基準にすると良いと思います。

 

 

結局、大規模塾でも小規模・個人塾でも、自分に合った塾が最高です。

これから夏休み期間になりますが、これから塾に入ろうとしている方はいろいろな塾を見学したり体験授業を受けてみたりすると良いのではないでしょうか。

 

 

あ、ちなみに見学や体験授業は、夏休みになってから問い合わせると拒否される場合があります。

いきなりやってきていきなりやりたいです、はそもそも契約が絡むので常識的に考えて無理です。最低でも2週間、できれば1か月前のお問い合わせを。

塾側も見学や体験授業の人数を事前に把握して打ち合わせし、保護者と必要な連絡を取り合い、講師間で綿密な情報共有を行い、スケジューリングをし、万全な状態で実施したいと考えています。

問い合わせるのだったらまだ夏休みが始まっていない、今がギリギリのタイミングです。

自分に本当に合った塾探しをしましょう。