個別形式授業を持つ講師、特にバイト講師、学生講師に向けた内容です。
そうではない方も、そんな感じで講師が仕事してるんだなぁと思っていただければ良いと思います。
個別形式授業を持つ方は、授業の準備になるべく時間をかけましょう。
といっても、カリキュラムはあってないようなものですから、その場その場で必要と思った内容の授業を展開していくことが大切となります。
ですから、様々な対応ができる準備をしておくべきです。
それを可能にするのは、学校の成績や学校の授業の進度、そして学校行事の確認ですね。
例えば定期テストや実力テストが何週間後だから今はこんなことを学習しておかなければならない、というような逆算だったり、学校行事がこの辺だからこの週はなるべく宿題を出さないようにしないといけないから特に何もイベントのないこの週はこの宿題をやってもらおう、という推測だったりです。
塾によってはあらかじめがっしりとカリキュラムを決めてしまって授業を展開していかなければならない場合もあると思いますが、本来そのカリキュラムはそうやって計画を立てていくべきです。そうやって外因をいろいろと考慮してカリキュラムを編成し直すのがその生徒を持った講師の仕事です。正社員の方と相談して臨機応変に内容を変えていくべきだと思います。
また、テキストも内容を順番に進めていく必要はないです。もちろん生徒によっては順番にやらないと塾内模試に対応できないから嫌だという場合もあると思いますので、そういう場合はそうすれば良いですし。
その生徒が何を事前に学習していて、どういう問題を自分で解けるのか、普段の授業でよく観察しましょう。そうすれば、より効率よくカリキュラムをこなしていくことができます。
そして、宿題の管理ですね。塾によっては宿題を出すことを義務にしていたり、逆に宿題は出さないという主義の塾もあったりすることは知っているのですが、なるべく宿題はしっかり出すべきです。そしてもちろん、やってきたものを次の授業でしっかり確認してください。
なぜかというと、先生が隣にいなくても自分で解けるというところまで持って行くべきだからです。また宿題をやる中で新たな疑問や質問が出てくる場合もあります。それを次の授業で聞き出せば、深い学びに繋がります。
けっこう宿題を軽視してしまっている講師が多いと思います。でも学習内容の定着という意味では、授業以上に大切だったりもします。
で、こういうのを考えていくのってやっぱり事前の準備なんですよ。その生徒の状況を整理して、どう授業を展開していけば良いか、それを考えることが大切というわけです。
ただ流れだけで授業をしてはいけません。つまづきに講師も生徒も気付かないまま学習を進めても成果に繋がらないからです。講師はいわば、操縦桿を握っているパイロットです。墜落したり着地を間違えたりしないように、うまく操縦して生徒を目的地に連れて行きましょう。