夏休みに入った方も多いのではないでしょうか。
塾講師は逆で、休んでなどいられません。約50日間夏期講習がありますが、ほぼ労働基準法ギリギリのラインで働くことになります。
学生講師もバイト講師もフル稼働です。
でも一番頑張っているのは生徒ですから、そんなことは言っていられません。それに対してこたえる義務があります。
夏期講習期間は、受験生の学年ですとこれまでの総復習、そして必要なカリキュラムを終わらせて受験勉強のための足がかりを築き上げることに全力を注ぐことになります。
よし受験に向けて頑張るぞ、と講師も気合い入りまくりです。
でもたまにいらっしゃるのが、講習ですと通常の日程と異なる時間帯で授業を行うことになるわけですが、事前に時間帯をプリントや一斉メール、ポスターなどで十分伝えていたにもかかわらず、把握していなかった・忘れていたといった理由で無断欠席してしまう生徒が出てきてしまうことです。
これは講師としては一番精神的にこたえます。いや肉体的にもこたえます。
だって、伝え方が不十分だったと処理されてこっち側の責任にされてしまいますからね、保護者からも会社からも。
でもどんなに動いても工夫しても、かならずいます、授業を忘れている生徒が。保護者も。
そして挙げ句、ほかの日程で補講を行わなくてはいけなくなるわけですから、体力的にも本当に厳しいです。
こっちはやる気満々で授業を準備していたのに、理不尽すぎやしませんか。
普通の企業だったら、契約ですから、日程を間違っていたら間違えていたそっちの責任になりますが、塾はそうはいかない。
生徒・保護者にお願いなのは、くれぐれも授業の日程をよく確認してほしいということです。そして用事などがあって欠席・遅刻の際はかならず事前連絡してほしいということです。急な際は当日でもかまいませんが、授業が始まってから連絡するのは避けていただきたいです、授業が始まってからだと、もう補講の準備や日程の調整などほかの講師と共有し始めていますので。
そもそも補講は補講でしかないですから、授業を受けるよりも学習効果は低いです。やっぱり授業をしっかり受けることが大切です。というか塾によっては補講を行っていないところもあるのではないでしょうかね。やっているのはかなり良心的な塾です。無断欠席を放っておく塾もありますが、そっちのほうが普通かもしれません。
どんなに伝えていても無断欠席され「知りませんでした~」なんて答えが返ってくると、笑顔で対応していても内心ブチ切れまくっています。これはたぶんどこの塾のどの講師でも一緒です。マジでやめて。
そして講師は通常の業務もこなすことになります。8月に入るといろいろな学校が1日体験授業や学校説明会、入試説明会も実施しているので、そういった情報収集も追加で仕事していくことになります。
そしてもちろん、9月から入試対策にとりかかる塾がほとんどですから、そっちの準備も始めています。教材の手配やカリキュラム作成もそうですし、あと入試対策前に保護者向けや生徒向けにセミナーとか説明会とかやる塾もありますので、その準備も夏期講習の授業をこなしつつやっていきます。
夏休み最後にゼミまでやっている塾もありますが、それはよほど人材が豊富な塾なのだと思います。普通できないですからね、手が回らなくて。
ということで、これから約50日、死に物狂いで頑張っていきたいと思います。
繰り返しますが、無断欠席、授業を忘れていたというのだけは本当にやめて。