集団型のグループ授業で小学校低学年を受け持っている講師の方がいると思います。
3、4年生になるとだんだん集団の中でのルールというのを自分でいろいろと考えて判断できる年頃になっていくのですが、1、2年生くらいだとまだまだ幼稚園の延長です。周りがどう動いているのかとか、何を今すべきなのかとか、そういうのが全くわからない児童も多いです。
注意したところでその注意も、何を注意されているのか理解できない児童もいますし。ほぼ家のルールをそのまま塾に持ってきていると考えてください。どうしようもない場合は注意・指導も必要ですが、極力授業内ではそうしないことが大切です。授業の雰囲気を壊してしまいますしね。
担当している講師は、まずクラスのルールを張り紙やプリントなどにしてわかるようにしておくことが大切かと思います。
例えば、筆記用具は授業が始まる前に用意しておく、鉛筆は削っておく。
授業が始まってから筆記用具を用意し始めて、もう周りは問題を解き始めているのに2~3分もバッグを漁ってゴソゴソやる児童がいますからね。テキストを開くのにもあり得ない遅さの児童もいます。でもその児童にとってはそれが普通なんです。
宿題や提出物を出させる場合も、授業前に用意させておく。
授業の流れもその場の空気も考えなしに、こちらが説明している最中なのにぶった切って唐突に提出してくる児童、いますよ。
授業内での発言ルールも徹底しましょう。
答え合わせをしていてほかの児童を指名しているのに、割り込んで発言する児童もいます。自分がすべての年齢ですから、そうすることでほかの児童が惨めな思いをするなんてわかっていませんからね。
ほかにも授業内のルールはあらかじめ明確にしておいた方が良いです。
そして授業終了は片付けの時間も考慮して、2~3分前に終了させる。
そうしないと片付けだけでやっぱりとんでもない時間を要する児童、います。講師側は、問題を解かせるのも、テキストを読ませるのも、すべて早め早めに展開を用意しておく必要があります。そうしないとカリキュラムが全く終わらないまま授業終了なんていうこともあり得てしまいます。
おそらく集団型グループ授業で大変なのは、受験生でも高学年でもなく、実は低学年の指導です。
授業時間も短いですからその中で学習に集中させ成果を上げていくのは本当に大変です。
システム化できる部分は事前にそうしてしまって、効率よく授業を進め学習に集中できる空間を作りましょう。