入試や就活、学校の課題など様々な機会で書くことになる作文ですが、うまく見せるためのいくつかのコツがあります。それを3つに絞ってお伝えします。
① 主語を「私は」にするのをなるべく避ける
主語を「私は」にしてしまうと、述語はどうなるでしょうか。意見文や感想文の場合、「~思います」「~と考えます」といった決まり文句しか出てこなくなると思います。
これが読み手に文章を退屈に感じさせてしまう要因となります。
様々な語を主語にすれば、述語のバリエーションも無限となります。何を書こうか考えていてうっかり「私は」から書き始めないというのが作文をよく見せるためのコツです。
②一文を長く書きすぎない
一文を長く書くと、読み手は何が主語で何が述語なのか考えながら読むことになります。これが読み手にとってストレスです。一文を長く書きすぎるとそもそも見づらい文ができあがってしまいます。
そのため、なるべく一文を短く簡潔に書くことを心がけましょう。指示語や接続語をうまく使いこなし、文と文がどう繋がっているのかを直感的にわかりやすくすることが大切です。
また文末表現にも気を配りましょう。事実を述べている文なのか意見を述べている文なのかを読み手にわかりやすく伝えるためです。
③話の展開を常に意識する
作文に慣れていない人は話題の出し方がぐちゃぐちゃになる傾向があります。先に何の話を振っておいて、そうすると次にこの話を出せば内容が生きてくる、つまり次の内容を出すための布石を随所に散りばめることが大切ということです。
特に話のまとめ・結論にあたる部分は、話題の出し方がヘタだと飛躍した内容になってしまうことがあります。話を浮かせないようにするためには、作文の中盤くらいの頃にはもうどのようなまとめ・結論にするかぼんやり考えておきながら展開を作っていく必要があります。
慣れていない人はいきなり作文を書くのではなく、内容をまず箇条書きにしてみると良いのではないでしょうか。そしてどの順番でどう話題を出していくか考え、読み手に伝わりやすいようあれこれ構成してから書き始めるようにしましょう。
作文は練習に時間をかける必要があります。
一度書いたらしばらく放置して、客観的に見られるようになった頃合いでもう一度見返してみると、書いていたときには気づかなかった粗を探し出せることが多いです。
これを繰り返すことで読み手により伝わりやすい文章が書けるようになっていきます。
根気よく練習しましょう。