現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

訪日外国人の増加からふと思ったこと

中2の社会を教えていて、訪日外客数が爆発的に伸びていることに触れました。

そこで個人的にふと気になったのが、一体訪日した外国人はいくらくらい日本で使うんだろう? です。

興味本位であとでネットで検索したところ、訪日外国人が日本で使う金額は1人あたり22.7万円。3年連続で20万円を上回る額を使っているのだそうです。しかもまだまだ伸びているそうです。

 

これ、すごくないですか?

 

私の経験ですが、旅行はまずその土地で満足できるかどうかが一番です。

そして次に重要なのは、お金をそこでどう使うか? です。

自分の住んでいる土地ではない場所にお金を使う、これ、絶対に失敗したくないという心理が誰でもあるはずです。知らない土地でお金を使って失敗、一番イヤですよねそんなの。それが原因でその土地が嫌いになってしまって、二度と訪れるものかと決心してしまうことだってあるはずです。

外国人にとって日本は知らない土地。でも22.7万円も使うんですって。

それだけ日本に魅力を感じているのだということと、日本ではお金を使ってもそれが失敗に繋がってしまう心配がない安心があるということを意味しているわけです。それだけ日本の観光、いや製品やサービス、それらすべての信頼が高いということを示しているということになるわけです。

外国人の中には繰り返し日本に来るリピーターも増加しており、国土交通省の調べによると6割以上にのぼっているのだとか。

 

日本の製品やサービスは信頼があるとよく言われますが、データからもありありとわかる、すごいことですよこれは。誇って良いことです。

 

本当は社会科の中でもこういうことまで分析して教えると良いと思うんですよね。ただただ表面上のデータだけ教えたところで「へー」で終わってしまいます。ですが自分たちが置かれている現状がどうなのか、それを教えてこそ本来の社会科のはずです。

だからこそ中1で世界地理をやって、中2で日本地理まで下ろしてくるわけです。より自分たちの置かれている周辺の現状をわかりやすくするために。

 

今の学習指導要領ですとそこまでは無理ですし、塾でやるにしても「思想が強すぎ」とか言われそうなのでやっぱり無理なことではあるのですが、なんかいろいろと考えてしまいました。本当に今の教育の内容ってこれで良いのでしょうか。