相性以外にも、このような先生に当たってしまったらすぐ担当交代を検討した方がいい、という場合がいくつかあります。
今日はその特徴を記していきます。
・学校行事を把握してくれていない
個別形式授業の講師は、授業前に授業の準備を行います。
授業後などにも、定期テスト対策をどの時期に行うか、模試などを見越して何をどの時期に学習するかなどを計画しまた次の授業に臨むわけですが、
そのもっとも初歩的なものが学校行事の把握です。
たとえば宿泊学習や運動会があるのにいつも通りの宿題の量が出された、定期テスト前なのにテスト範囲外の学習を授業で行っている、などの場合は要注意です。
その講師が学校行事を全く把握していない場合が考えられます。
なぜ把握していないのかというと、業務効率ばかり考えているから、生徒の状況把握が二の次、三の次になってしまっているためです。
このような講師が担当についてしまった場合は確実にハズレですので、即刻担当を代えてもらった方が良いです。
・授業中の離席が多い
塾講師は授業以外にも書類仕事がいくつかあります。
授業中の離席が多い講師の場合、その時間を使ってほかの業務をしている場合が考えられます。
こちらも業務効率ばかりに目がいってしまっているからこのようなことが起きます。
本来ならば1コマいくら、と集団形式の授業よりも高額な月謝を支払って授業をしてもらっているわけですから、必要以上の離席はあり得ません。
いない時間帯は生徒を見ていないわけですからね。
「生徒が問題を解いている時間だから」と言い訳をする講師もいるかもしれませんが、生徒が問題をどう解くか、どこでつまづいているのかを観察し授業の構成を再構築するのも講師の務めですので、その様子を見ないなどというのはあり得ません。
この場合も、即刻担当を降りてもらった方が賢明です。
・授業以外のコミュニケーションがない
講師は生徒の様子を観察し、授業に活かす義務があります。
そのためには積極的にコミュニケーションをとり現状を確認することが大切です。
普段の何気ない会話にも実はそういった裏テーマがあります。
ですが生徒のことを何も考えていない講師はコミュニケーションは必要最小限で良いと思っていますので、授業で学習の話しかしません。
講師といえどコミュニケーション力の優劣はありますが、あまりにも普段からコミュニケーションがない講師は、遠ざけても良い存在なのかもしれません。
・成績が上がっても下がっても具体的な話がない
成績が上がったら褒め、次に何をできるようにするかをアドバイスします。
成績が下がった場合でも何ができていて良かった部分なのか、そして次に何をどう対処するかを教えます。
これが基本なのですが、成績に対して何も言ってこない講師はそもそも生徒の成績を把握していないか、あるいは見て見ぬふりをしている講師ですので良くありません。
だいいち成績を上げるのが講師の最大の務めなのに、成績を気にしない講師は、講師をやっている価値がありません。
ひょっとすると生徒側からすると何も言ってこない講師の方がプレッシャーがかからないから良いと思ってしまうかもしれませんが、それは間違いです。
淡々と業務をこなせばそれでいい、と思っている講師ということになります。
悲しいことですが、どれだけ社内研修をやっても、どれだけ教務指導教育を行っても、講師として相応しくない態度や授業を行う講師は一定数います。
最近ではコンプライアンスの観点もあり、そういった講師を会社側からクビにするのも難しいという背景もあり、現場に出さざるを得ないという状況の塾も多いのではないでしょうか。
このような情勢ですので、ハズレ講師に当たってしまったら生徒・保護者の方に積極的に自己防衛していただきたく思います。
もちろん塾側もきちんと配慮はしているわけではありますが。
なお担当から外れてもらいたい場合は「性格がちょっと合わない」と言えば良いです。
へんに講師のここが駄目だ、と言ってしまうと今度はカスタマー・ハラスメントの問題もある世の中です。
波風立たせずに、良い担当を用意してもらいましょう。