現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

いただいた言葉、そして思う事

塾講師をしていると様々なお言葉を生徒本人や保護者の方から頂戴することがあります。

無事志望校に合格してよかった、成績が上がってモチベーションが上がった、

どう学習していいかわからなかったが通い始めてから学習と真剣に向き合えるようになった、

などこちらもとても励みとなるお言葉をいただきます。

 

しかしそれだけでなく、「なぜ?」と頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになるお言葉もいただくことがあります。

最近いただいた例を個人情報に気をつけながら書きますと、

「うちの子をなぜ褒めた?次のテストへのプレッシャーになるようなことをするな」

といった内容の、保護者からのクレームです。

塾なのですから、成果が出たら褒めるのは当然です。本当によくできていました。期待を軽く2、3周も上回るほどでしたから。頑張っている姿も実際見ていましたし。

またその褒めた際は生徒もそれを喜んでいたと思います。

ですが、生徒が親にその出来事をお話したのでしょう、すぐ抗議のお電話をいただいたという状況でした。

その場は聞きに徹して収めることを意識し誠心誠意謝罪いたしましたが、本心では正直納得いきません。

ご家庭の教育方針なのでしょうが、褒めない主義なのだと思います。

それを塾にまで持ち込み、また生徒のモチベーションも奪いかねない保護者の個人主義的なエゴ。

そういえばその生徒、テストが近づくたびに暗く落ち込んだ表情を見せます。

テストが終了してもしばらくは暗いまま。よくできても、そうでなくても、そういう表情になります。おそらくおうちで保護者の方から毎回、相当なにか言われているのだと思います。

結局、頑張っても頑張っても誰からも何も褒められない状況となっているのでしょう。

テストそのものが嫌いになりかけているような気がします。その生徒の将来に影響が出なければいいのですが。

 

だいいち、プレッシャー?

プレッシャーって、そもそもかかったらいけないものなのでしょうか。

いや、かけてもいないですし。えん罪ですよ。

ましてや生徒本人が言うなら仕方ないにしても、言っているのは保護者だけです。

もしかして、プレッシャー=ストレスだと思っているとか?

とするならば、むしろ保護者様、あなたじゃないんですか。

 

なんてことは口が裂けても言えませんけどもね。

こういうのは同僚にも言えません。クレームはクレームですから。

もし同僚に愚痴ったら「こいつクレーム舐めてるな」となります。会社での立場を失います。

誰にも何も話せません。上司にも話せません。現状報告を淡々とするのみです。

塾講師をしていると、こういうのが一番のストレスです。

だからこそこういった場所で吐き出させてもらっているわけなのですが。あーすっきりした。

 

こういった、子どもをしっかり見ているようで見ていない保護者は年々増加していると感じます。いま、ゆとり世代が親になってますからね。「自己チュー」世代です。

だからこそ塾の存在意義があると思っています。

塾はどうすれば成績が上がるか、これを第一に考えています。

そのためにはモチベーションの向上、テクニックの伝授、そしてよくできたらよく褒め、軌道修正が必要なら正しい道を教えます。

私は子どもの気持ちを無視しない講師でありたいです。