現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

勉強が苦手だなと思っている人へ

よく「得意分野を伸ばせばいい」と言う人たちがいます。

もちろん得意分野を伸ばしてそれが専門分野として成立させられるならばそれに越したことはないのですが、

それで済めばそれでいいと思います。

ですが入試を控えている場合はそうも言っていられず、苦手を放置するのはよくないことです。

足を引っ張る分野をなるべくなくすことが入試突破に繋がります。

 

苦手にもいくつか種類があるように思います。

まずはなぜ苦手なのかを自分なりに分析してみましょう。

 

・嫌いだから手を付けていない場合

まずは手を付けてみることが第一です。嫌いと苦手は別ものです。

実はやってみたらそれほど苦手ではなく、点が取れる部分もあるかもしれません。

そういうところをいち早く見つけることで次への突破口が開かれます。

嫌いなのは嫌いであると割り切って机に向かうことが大切です。

 

・それなりにやっているのに点が取れない場合

学習の仕方が得点に繋がっていない可能性が考えられます。

よくありがちなのが、インプット作業(覚えたり、知識を身につけたり)のみに集中してしまい、

アウトプット(インプットした事柄を活用して問題を実際に解いてみる)に時間が割けていない場合です。

アウトプットする時間をしっかり作ることで状況が変わるかもしれません。

あるいはインプットが苦手と感じている場合は、どうやったらそれが吸収しやすいか、

手を変え品を変え様々な方法を試してみるとよいです。

自分がどのような方法が向いているかは、実際にやってみないとわからないことです。

どのような方法があるかいろいろ知りたい場合は、塾講師を頼ってください。

きっと方法を様々提案してもらえると思います。

 

・局所的な苦手がある場合

これは突破口がもっとも見つけやすいパターンです。

その部分のみマスターすればほかはできているわけですから、

とにかくその部分を集中してどうにかしましょう。

上記したよう、いろいろな方法からのアプローチを試してみるとよいです。

まずはその問題を解いてみるとよいと思います。

 

・とにかく教科、科目全体が苦手である場合

何か1カ所でいいので、得意な箇所を作りましょう。

こういう場合、「全体を復習しなきゃ!」と焦ってマクロな考え方に陥りがちです。

ですがいきなり全体を並の出来に変えるなんていうことはまず無理ですから、

1つでも得意な部分を作ることに専念しましょう。ミクロな視点を持つべきです。

1つでも得意な箇所ができれば、ほかにも考え方を広げて、得意箇所を増やしていくことができます。

 

 

ちなみに私のこととなりますが、

学生時代、数学が大の得意を自負していました。一方で、文系教科はからきし駄目。

ですが実際に大学入試を迎えてみると、数学が点を取れず、文系教科で点を稼ぐことに。

後から振り返って気づいたことですが、

得意に感じていた教科は学習時間を割かず、苦手教科ばかりに時間を割いていました。

そのため現在は、数学は好きだけれどそれほど得意ということはなく、

一方文系教科は今でも嫌いの範疇ではありますが得意、という逆転現象となっています。

まぁそのちぐはぐさが様々な教科に携わる塾講師としてちょうどいい結果になったわけなのですが。

人生どう転ぶかわかりません。

 

確実に言えるのは、時間をかけた分だけ得るものがあるということです。

苦手と思っている部分も、時間をかけることで解決の糸口が見えてくると思います。

失敗は成功の母。