現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

国語の読解はセンスが第一だと思っている人がいますが

国語の読解はセンスが1番だと思っている人々がいます。おそらく自身がそんな感じでやってきてそれなりの成績を出せていたんでしょうね。これ、たまに国語の先生でも言っている人がいるんですよ。国語の先生って自分が国語が得意だからそう言ってしまいます。

いや~、そうじゃないんですよ読解は。

まぁセンスが全く関係ないかと言われると多少はあるかなとは思うところもなくはないですが、でもどれだけセンスがあったとしても、日々練習している人にはかないません。

 

以前も書いたことがありますが、模試や入試の国語はある程度問題の出され方に型が存在します。

指示語・接続語の問題は必ず出されますし、主題(=筆者がもっとも読者に対して伝えたいこと)を考えさせる問題も出ますし、あとは要点を押さえる問題です。記述形式の入試だったらそれに「説明しなさい」の問題が追加されることになります。これらは鉄板なんですね。

この型に当てはまる問題であるかどうかを瞬時に見抜くことが精度とスピードの向上に繋がります。そうするとこんどはほかの問題に使える時間も増えますし、全体的にできるようになっていくわけです。

 

入試の過去問なんかをやっている人も、見直しの際には指示語・接続語・主題・要点の問題がそれぞれどれなのか、自分でよく分析してみると良いです。そういうセンサーを機敏に働かせること、磨いていくことが成績向上の第一歩です。

ただただ解き直しして、流してやっているだけだと、せいぜいその学校の傾向しか見えてきません。根本の改善には繋がらないと思います。

逆に言うと、どれだけ読解がヘタな人でも、これを続けていくことである程度はしっかり点が取れるようになっていきます。

 

本当にセンスだけでできる人がいたとしたら、それは天才です。でもそういう天才って、脆いです。自分のセンスに合致しない問題への対処が壊滅的にできない場合がほとんどです。様々な問題に対応できて、それなりにできるという人が受験では成功します。

読解が今はヘタでも忠実に問題に取り組める人、そういう人が成績が伸びます。