でもそういうわけでもありません。いや本当に。
例えば「得る」という動詞があります。活用させてみましょう。
活用の種類と活用形の判別の仕方はこちらで解説しています。
未然形・・・ 得(え)-ない 得(え)-よう 得(え)-られる
連用形・・・ 得(え)-ます 得(え)-た 得(え)-て
終止形・・・ 得(え)る 得(う)る
連体形・・・ 得(え)る-とき 得(う)る-とき
仮定形・・・ 得(え)れ-ば
命令形・・・ 得(え)-よ
おやおや、途中まで下一段活用みたいになっていますが、でも活用が「え」と「う」の2種類出てきてしまいましたよ?
これ、「変則下二段活用」と言います。
そうなんです、本当は現代語における動詞の活用の種類は5種類ではなく、その5種類をベースにした上でこういう変則活用というのがいくつか存在しています。
どういう場合にこういう変則パターンが出てしまうかというと、古語の発音がそのまま現代語に残っている場合ですね。
ちなみにこれ、本格的にはまだ研究されていないものになります。ですから言語学とか研究している方は、古語からの現代語の成り立ち方と変則パターンの一覧でも作成すれば普通にそのまま論文が書けるものになります。早い者勝ちですよ大学生の皆さん。うまくすればもっと研究が進んで将来的には教科書や資料集にも載るレベルの論文になるかもしれません。知らんけど。あ、そのときはこのブログに一言コメントでも残しておいてもらえるとありがたいです。
「得る」のほかにも変則パターンはあると思いますので探してみると楽しいと思います。私もそんなに知らないので探してみようと思います。