現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

文法の活用表で、活用が存在しないところはなぜ「○」で表すの?

見ますよね、○で表すやつ。

例えば形容動詞を未然形から命令形まで6つ活用させた場合、その活用は

 だろ - だっ・で・に - だ - な - なら - ○
となって、命令形は「○」と書きます。活用がないものを「○」と書くのがルールとなっています。
これ、ないんだったら「×」じゃ駄目なの?なんで? と思ったことがあると思います。
 
きちんと意味があります。
「×」だと、活用形そのものが存在しない意味になってしまいます。ですが本来あるべき部分の活用がないわけです。その区別をつけるために「○」と書くことが決まりとなっています。
また、「○」とすることでメリットが付加されます。
だいたいの場合、活用は丸暗記すると思います。「○」の部分を「マル」と発音することでリズムがとれますから覚えやすくなります。
 
なお古典だと空欄の場合もあります。
空欄の場合は、いろんな文献を分析して活用表を作ってはみたものの、その活用の確認がとれていないという意味になります。
ですから空欄の場合はひょっとすると実は活用が存在するかもしれない、でも今のところ発見されていないか、あるいはそのままやっぱり存在しないという意味になります。
 
きちんと考えられてマークを決めているということですね。