現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

「自分を信じろ!」という言葉の脆さ

この言葉を使うとき、私は相手を慎重に選びます。けっこう塾講師が使いがちな応援の言葉だとは思うんですが。

ぱっと考えると「自分を信じろ」って、自分の可能性とこれまでやってきたことに自信を持てという意味で捉えると思うんですが、それって物事をプラスに考えられる人や自立している人限定だと思うんです。それ以外の人にはかえって不安を増長させる言葉だと思っています。

マイナス思考の人には使わないようにしています。

どうしようもなく不安を抱えていて、誰かにそれを取り除いてもらいたい、そういう生徒にこの言葉を使ってしまうと逆効果です。自分ではどうにもならないのに信じろって、無責任な言葉に感じてしまうと思うんですよね。突き放されているように感じさせてしまう危険性があります。

あと発しているこちら側としても、他責思考な気がして。だってこっちが教えている立場なわけですから。「俺を信じろ」って言った方が相手は勇気づけられると思います。

 

応援の定型句のように使われている言葉ですので、うっかり使ってはいけない人に使ってしまわないように注意が必要と思っています。