作文で「なのに」「なので」を接続語として使ってはいけない、というのを聞いたことがあると思います。その通りです。たぶんそう教わったときは「話し言葉でしか使えない言葉だから」と聞いたと思います。
具体的になぜ駄目なのでしょうか。もっと詳しく解説しましょう。
「なのに」「なので」を品詞分解すると、
「な」は断定の助動詞「だ」が活用した形、「のに」「ので」はどちらも接続助詞です。つまり「なのに」「なので」はどちらも付属語のみで成立している言葉ということになります。
付属語というのは上に自立語がくっついてはじめて成立する言葉です。「なのに」「なので」は文中で使うぶんには問題ありません。ですが接続語として使うと単体になりますから成立しない、とこういうわけです。
なお自立語はそれだけでも意味の通じる言葉ですが、具体的には名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞です。付属語は助動詞・助詞の2つだけです。
覚える際には助動詞と助詞が付属語で、それ以外全部が自立語、と考えましょう。
「なのに」「なので」は接続語として使わない。作文を書く際の鉄則です。