現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

どの業界にも出没する厄介なクレーマー、その名も「テイカー」

最近知ったんですけどね、テイカーという言葉があるの。

テイカーとは、お店や会社が提供する以上のサービスを受け取ろうとする人のことを指します。直訳すると「奪う人」です。

これ、どこの業界でも増えていますよね。サービス以上のサービスを受けるのが当然だと思っている厄介な人がどこにでも存在しています。そしてだいたいそういう人々は自分の要求が通らなくなった時点でクレーマーになります。

 

例えば飲食店で無料の調味料や、店側の善意で提供してくれた食べ物、これを受け取るのが当然と考える人々がいます。

けっこう前にX(旧ツイッター)で、「牛丼並盛り、気持ち多めで」みたいな話があったじゃないですか。かなり炎上していましたけれども、あれがまさにテイカーというやつです。

善意を善意と思っていないのが根本の原因です。

 

塾でもそういうのあります。

例えばノートを忘れてしまった生徒がいて、その日は急場しのぎで白紙をあげました。そうすると、次もその次もノートを持ってこないで紙を受け取るようになるんですね。そういう生徒は「もらえるんだからそれでいいじゃん」なんて平気で言うようになります。

 

日本は善意が社会を支えている部分がけっこうあると思うのですが、それを悪用する人々が後を絶たないのは異常です。自分が利益を受けられさえすればそれで良い、と考える人々が多くなっているということです。

こういうのって、家庭での教育が関係していると思いますね。学校でも道徳教育とかやりますけれどもそんなのはたかがしれていて、実生活に結びついているのは家庭教育です。ほかの人の利益を損ねても自分が良ければいいという人間を作り上げてしまっているのは普段の生活環境が大きいです。

 

こういうテイカーに出くわしてしまったらどうしたら良いか。まずは距離をとることが大切です。善意につけ込んでくるわけですので、つけ込む距離に自分がいないようにするというのが第一です。それでも過剰要求を迫ってきた場合は、明確にルールを示して、要求内容がルール外であるということを理解してもらいます。しっかり拒否を示しましょう。

それでも駄目だったら、もう警察ですかね。やっていることは略奪行為、窃盗なわけですから、犯罪ですので。

 

相手の気持ちを察するとかくみ取るとか、そういうのが希薄になっているんでしょうね。

自分で自分の異常行動を異常だと思えない人々、テイカー。

テイカーには屈さないようにしましょう。