現役塾講師の教育さまざまブログ

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王政復古の大号令は1867年?or1868年?

王政復古の大号令の西暦、1867年も1868年もどちらも見たことがあると思うんです。伝えている媒体によってどちらの表記なのかが分かれます。

結論からいうと、旧暦ならば1867年、新暦ならば1868年です。どちらの西暦も正しいということになります。

ですので、最近は1867年の大政奉還とセットで書かれていて、王政復古の大号令は特に年号を書いていないものが多いですね。

 

新暦が日本で採用されたのは明治時代になった1872年。太陰暦を廃止し、太陽暦いわゆるグレゴリオ暦を使用することの詔(みことのり)というのがきちんと出されています。4年ごとに閏年を置くようにしたのもこの頃からです。

ですが現在では一般的に明治時代開始からを新暦で表示するのが基本となっているので、王政復古の大号令の表示がまちまちになるんです。

 

なお王政復古の大号令とは、江戸幕府の影響力を完全になくし天皇が政治を動かすことを宣言する出来事です。

大政奉還徳川慶喜が、江戸幕府が政権を明け渡すことを宣言しましたが、この時点だとまだ江戸幕府の幹部が新しい政府の要職に入り込む余地があったわけです。徳川慶喜もそれを見越してあまり抵抗せずに政権を明け渡しました。幕府の力をそれ以上無駄になくすことをしたくなかったからですね。

そういう幕府の行動があったため、完全に新しい政府を立ち上げる必要があったわけです。その宣言が王政復古の大号令というわけです。