以前1と2も書いているんですが、その第3弾です。
入試のこの時期になると思い出すことです。
数年前、中3の生徒が単願で私立高校を受験しました。あまり勉強ができる生徒ではなかったのですが、ギリギリまで頑張ってくれまして、直前の模試では単願ならばきちんと合格できる、というレベルまで上ってくれました。
そしていざ入試本番、事件は起きました。
試験を受け終わり、試験監督の「やめ!」の合図があったのに、答案用紙に名前と受験番号を書き忘れて試験後も必死に書いてしまったんですって。これは本人が受験直後に報告してくれたことなんですが。
そしたら試験監督からその場で口頭で厳重注意され、合否発表の日。
落ちました。
得点開示をしたら十分受かっていたはずの点数がとれていました。が、原因は確実にその試験後の行為です。不正とみなされたわけです。まぁ実際に不正ですけれどもねそういうことをしてしまうと。
そして。
これを受け、その生徒の保護者が校舎に怒鳴り込んできました。
言い分としては、「塾で試験上の注意はきちんと教えていたのか!」「塾は一体何をやっていたんだ!」です。
それ、塾だってもちろん言っていますよ。それまでもさんざん模試とかやってきているんですし。模試ってそういう練習なんですよ。
それに試験上の注意は当日ちゃんと試験監督からも話がありますし、教科ごとの問題用紙の表紙にも書いてあって熟読するように言われますよ。完全に生徒本人の認識不足・注意不足が原因です。
塾に責任を求められても理不尽すぎます。入試本番に生徒の隣に塾講師はいません。
で、話し合った結果、「前からこの塾の教え方は気に入らなかった!」「この塾に関わるとろくなことがない!」「即刻辞めてやる!」と、その場で退塾手続きをとって去っていきました。
ただの八つ当たりです。第2回目の入試に向けて講師はすでに必死に動いていたんですけれどもね。
こういう保護者に育てられているお子さんが気の毒です。
その後うわさに聞いた話では、べつの私立高校の第2回目の入試を単願で受けて、その生徒は無事受かったそうです。さすがに不正してしまった同じ高校の2回目を受ける勇気はなかったようです。なんだ自覚してるじゃん。