現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

深刻な公立学校離れ

公立学校が定員割れ、というのは何年か前からけっこうありましたが、最近は特に顕著です。

特に県立中学校、あんまり受験する生徒がいなくなっていて深刻です。

 

なぜかというと、底辺層が底辺すぎて、公立校に行くよりも私立の方が手厚いからそっちの方がいいや、となるのが多発しているからです。もちろん少子化の影響もありますけれどね。

そして県立中学校もなぜ人が減っているかというと、わざわざ受検しても公立なのは変わらないですし、人が減っているニュースも毎年です。どうせ受験勉強が大変なんだったら私立を目指すか、あるいはなんにもしないで市立に進学して人数が多い方が切磋琢磨できる、というような思考の方々が増えているからです。

 

でもこの現象、仕方ないと思います。

いま受験している学年って、コロナ禍の影響で小学校とか中学校でまともに勉強できない時期があった層です。だから無理して高望みするよりなるべく安全圏の学校に行きたいと思うのは必然です。そして親になっている世代がゆとり世代ですからね。本気で学ぶというのを知らない世代です。

厳しい受験勉強をやって無理して良い学校に入るよりは、射程圏内の学校に入ってそれなりの学力があればいいや、というふうになるわけです。

 

少子化もかなり進んでいますからね。人気のある学校に人が集まりやすいのは当然ですが、衰退する学校が出てきてしまうのも当然です。

再編期に来ているのだと思います。