口分田の頃から日本では米が税として扱われていました。645年の大化の改新によって本格的に始まり、「租・庸・調」が浸透していきました。今から1380年も前のことです。「租」が主に米にあたる税ですね。
その後もずっと米が税として徴収されており、かの有名な豊臣秀吉が太閤検地を1582年から開始し石高制が確率していきました。実際は織田信長も地域によっては石高制を導入しており、秀吉の石高制はそれがベースになったとされています。
江戸時代も石高制は継続し、廃止となったのは明治時代初期、1873年の地租改正により地価による税制に改正するまでです。
1228年間も米が税だったわけです。差し引いて、石高制として本格的に米が税になっていた期間だけでも約290年間、
日本人、米大好きすぎるだろ!
米が価値あるものとして日本人全員の意識が共有されていたからこんなに長い期間税として成立していたわけです。
日本人の米に対する情熱はハンパないですからね。弥生時代から米を栽培していたわけですから。最近の研究だと縄文時代の終わり頃にはすでに米が食べられていたという証拠も出てきています。
本来、稲は熱帯の植物です。でもどうしても米が食べたい日本人は品種改良を行い普通だったらまともに育たないような涼しい地域でも米を栽培しています。
米どころとして知られる新潟県では暗渠排水(あんきょはいすい)設備を導入し、排水を自由に人工的にできる状況を作り上げています。地下にパイプを埋め込み大規模な工事を行って米を作っているわけです。
どんな手を使っても米を食べたい。実際、世界の米と比べても比較にならないくらいの美味さです。
今年、アメリカのコンビニ大手セブンイレブンが日本式の陳列方法を真似て話題になりましたが、やはりおにぎりなども販売しているようです。大人気商品になっているんですって。ヨーロッパでも日本のおにぎりの専門店などがどんどんできていて、行列ができる社会現象に。日本の米のレベルがうかがえます。
ちょっと前は米の安定供給が難しくなり価格が高騰しましたが、というかそれは今も続いていますが、それでもやっぱり日本人は米を食べたい。
もうこれは千年以上も日本人のDNAに深く刻み込まれているので、しょうがないんです。
日本人、米大好きすぎる。