まぁこれずーっと言われていますけどね、ゆとり教育の頃くらいから。
でも最近さらにまずい状況になっているみたいですよ。
何だったか忘れたのですがネットでこういうのを見かけました。
(例文)行方不明だった夫が無言の帰宅となりました。
これって要は死んじゃったっていう意味ですけど、読解力がない人はこれを「帰宅したのに何も言わないなんてひどい夫だ!」と捉えるようです。自力で帰宅できたと解釈してしまうそうです。
「無言の帰宅」という遠回しの表現をそのままの意味で捉えてしまうのが原因です。
ほかにも慣用句がわからないようです。
(例文)彼が東大に合格するなんて寝耳に水だ。
東大合格した彼にそんなドッキリ仕掛けるなんて面白いな!
いやいやそうじゃなくて、眠っている最中に耳に水が入ってきたように、予期しない出来事が起きるというたとえです。
単純な話、語彙力が低下しているということだと思います。昔はこういうのを覚えさせられたものですが、今の子って嫌だったらやらなくて良いっていう考え方じゃないですか。宿題も昔は必ずこなさなくてはならないものでしたが、今はやった方が良いものと考えている方が多く、親はそれほど真剣にやらせません。
親になっている世代がゆとり教育世代ですからね。ですからこういうことになってしまうのだと思います。
読解力の低下は語彙力の低下、それは表現の幅が狭まるということですから、決して良いことではありません。日本語は外国の言語と比べると表現の幅が豊かであることが特徴です。
それを使いこなせない、ましてや自分の国の言葉がわからないって、恥だと思いますよ。そんなに高度な表現というわけでもないですし。
ちゃんと言葉の勉強はしないと駄目だということです。