最近、形式名詞は小学校で習わないことが多くなりました。昔はやっていましたけどね。
今は名詞の種類自体は小学5年生か6年生でやるのですが、そこで習うのは普通名詞、固有名詞、数詞、代名詞の4つ。形式名詞は習ったり習わなかったりのようです。
中学校に入ると1年生で形式名詞を必ず習います。
では形式名詞とはどういう名詞なのでしょうか。
まず、形式的に置いているだけの名詞なので、何かを指している場合もあれば、実質的に意味がない場合もあります。本当に形式上置いているだけというのが形式名詞です。
次に具体的にどのようなものがあるのかというと、その代表例は
などです。
そして形式名詞は基本的にひらがなで書くというルールがあります。意味を持たせたい場合はあえて漢字を用いることもありますが希です。
また、形式名詞は単体では主語にならないという特性を持ちます。何かの言葉にくっついてようやく成立する語であるということです。
たぶん形式名詞の中で一番難しいのが「つもり」です。
「つもり」は様々な品詞にくっつき意志を示す表現となるわけですが、意味が間違いないのはそこまでで、その直前までの文がどのような内容かで、判断の意志、信念の意志、判定の意志、予定の意志など、意味がさらに細分化できてしまいます。またその後に続く助詞・助動詞によってももっと意味を細かく分類することが可能となります。
これは学者の間でも様々な議論があるところで、「つもり」の1語だけの研究でいくつも論文があるほどです。そして分類表を様々な学者が作成することを試行していますが結局うまくいかず、「状況で意味を読み分けるのが最適である」という結論で止まってしまっています。「つもり」という言葉は概念である、などと説明している学者もいます。ちょっとわけわからん。
形式名詞は代表例をある程度覚えてしまえば問題ないと思います。
あまり入試などで出題されることもないですし。出てもせいぜい1問、2点くらいの配点です。