たまに出ますよね、問題。漢文を書き下し文にするときはどうすればいいのでしょうか。
①返り点に沿って読んでいく
漢文には返り点が書かれています。これをもとに読む順番を把握します。必ずその漢字の左下に注目するようにしましょう。
レ点は1文字かえって読む、一・二(・三・四)点はその順に読む、漢字と漢字を結ぶー線が書かれていたらその部分は必ず上から下に読む、上・中・下点は一・二点では返りきれない場合にさらに挟んで上中下の順に読む、甲乙丙丁戊点はそれが振られている順に読むなどがあります。
どう返って読むのかルールをよく把握しておきましょう。
②助詞・助動詞はひらがなで書く
例えば「不レ有」などと書かれていたら、「有らず」です。「ず」は打ち消しを示す助動詞ですので、「不」のままではなくひらがなで「ず」となります。
③送り仮名のカタカナはひらがなにする
「知ル」とあれば、「知る」となります。
④置き字に注意する
読まなくてもいい場合と読んだ方がいい場合があります。置き字の種類と読み方についてはこちらを参照してください。
漢文で知っておきたい「置き字」 - 現役塾講師の教育さまざまブログ
⑤再読文字は二度読みする
「未」だったら「いまだ~せず」、「且」だったら「まさに~とす」などとなります。11種類あります。まずは副詞として読み、その後戻って下から動詞・助動詞として読むことになります。
高校入試ではほとんど出てきませんが、返り点の通りにどう読むのか語句問題の一部として出題されることがあります。大学受験では言わずもがな、古典の科目でもちろん出てきます。
漢文を理解するためにはそもそも古文を理解しておく必要があります。意味まで答えさせるような問題にも対応できるよう地道に努力しましょう。