授業で寝るのが当たり前になっている生徒っていますよね。おそらく生徒自身も悪いことだとは思っていると思うのですが、いや、たまに何の悪気もなく寝ている生徒もいますけれど、寝ることが優先となってしまうのは間違いなく悪いことです。
そもそも塾にはお金を払って来ているわけですし。学校だって税金でやっているわけですし。
いやお金の面だけじゃありません。寝る行為は学習を拒否することです。だいいち授業をやっている先生だって良い気はしません。親だってそんなのは望んでいないはずです。絶対に良くありません。
まず一番の対処法は、眠くなっても寝ない、この意志を固く持つことです。
一度寝てしまったら最後、体がそれに慣れてしまいます。よくいるじゃないですか、何か集中しようとするとトイレに行きたくなるっていう人。あれは条件反射というやつです。
大学で心理学を学んだ人は「パブロフの犬」という実験話を知っているかと思います。ある条件付けをするとそれに追随する行動が無意識に現れてしまうという内容です。
これが授業でも起きてしまっているわけなんですね。
寝る生徒は、授業を受けることが寝ることへの条件付けになってしまっているわけです。そういう状況に持っていかない最初が大切なわけです。
最初から絶対に寝ない、これが肝心です。
それでも寝てしまう場合は。
パブロフの犬の話を逆手にとり利用しましょう。
私が学生時代は、ペンケースの中に匂いのする消しゴムを忍ばせていました。普段使うことはありません。
眠くなったらその消しゴムの香りを嗅ぐ、そしたらそこからは集中して学習する時間だ、と自分に言い聞かせていました。
それを通常の体力の状態からやっていると、いざ眠くなったときにもそれをすると目が冴えるようになります。消しゴムの匂いを嗅ぐことを条件付けとして集中タイム、これを体に慣れさせておくわけですね。
私はこれを小学校6年生のときに編み出して、そのときはまだパブロフの犬の話なんて知らなかったのですが、大学院に入っても学生のうちはずっと続けていました。コーラの匂いの消しゴムを条件にしていました。
おかげで、今でもコーラを飲むと勝手に匂いで頭が冴える体になっています。
ここまでは自分での対処法ですが、意志薄弱の子どもの場合はどうしたらいいか。
もうこれは、親や先生がきちんと叱って寝ないようにするしかないですね。
寝たら叱られる、これを今度は条件付けにするわけです。
でも、周りの助けがないと起きていられない、というところまで行ってしまっているならば最悪、心療内科や精神科をおすすめします。起立性調整障害や睡眠障害の可能性が考えられますので。学習よりも治療を最優先にした方が良いかもしれません。
なんにせよ、授業中寝るというのは良くないことです。放置は絶対にいけません。
状況を変えるためには何かしらの行動が必要となります。