予習が大切なのは高校生です。高校生は学習内容が膨大ですからね。自分で予習して、そのうえで学校で授業を受けて、予習で80パーセントだったものを授業で100パーセントに持っていくみたいな。
復習がなるべくいらない状況を作ることが大切になります。
高校生はそういう感覚で良いのですが、小中学生の予習はちょっと考えものです。
小中学生だとまだ問題への取り組み方とか解き方がふらふらしている時期です。
そのような時期に問題の解き方に変なクセがついてしまうと、それを修正するのに倍以上の労力と時間がかかります。場合によってはその自己流から抜け出せずずっと引きずるお子さんもいます。それじゃ駄目なんですよ。
予習がかえって学習の阻害になることがあるわけです。
実際私が見てきた生徒でも、ずっと自己流を貫いて、どんなに修正を試みてももう手遅れ、というパターンを何度も見てきています。
ファーストコンタクトでその解き方で良いというふうに勝手に自己暗示がかかってしまっているため、そこから抜け出せない状態になってしまうのだと思います。
まず授業をしっかり受けて、その上で正しい解釈、正しい解き方を身につけて、それを復習で反復する、それが小中学生の正しい自習の仕方だと思います。
小中学生は復習メイン、高校生は予習メイン、これが正しい自習です。