ある企業のアンケート結果によると、中学生・高校生の学習面での一番の悩みは「勉強のやる気が起きない」なのだそうです。
たしかに私もそれは感じます。勉強しなければいけないのにやらない、だから成績も下がる、余計にモチベーションが低くなる、そうしてまた結局勉強しなければならないのにやらない、の無限ループに陥っている生徒を何人も見てきています。
逆に言えばそのループをどこかで断ち切ればいいわけです。
やる気が起きないのでしたら、自分で自分を追い込んでしまえばいいのではないでしょうか。
この日までにこれができなかったらスマホを叩き割るとか、このテストでこの偏差値まで届かなかったら友だちにひっぱたいてもらうとか、少々過激ではありますがそのくらいやればもはややる気云々ではなく、やらなくてはいけないものになります。
目標というのは達成のめやすつまり上限ですから、そっちが駄目なら下限を設けておけばいいという話です。自分で自分を追い込む環境を作るというわけです。
よく保護者が、勉強を頑張ったらご褒美にこれを買ってあげる、みたいなことをする方がいますが、それ絶対やっちゃ駄目です。
物を目標として設定すると、今度はどうやったら手抜きして物欲が満たせるかに特化した子どもに成長してしまいます。丁寧に物事を進めない方が楽できるし満足できるわけですから。物事の過程なんて全く考えない人間の出来上がりです。
これは勉強だけでなく将来社会人になったときにも悪影響です。仕事を手抜きして周囲に迷惑がかかっても給料さえもらえてればそれでいい、自分は何にもしない、みたいなゴミクズの生成に一役買ってしまっていることになります。
勉強や仕事はその過程が大切なわけですから、物で釣るというのは最低最悪の行為です。
まだ、勉強しなかったらゴハン抜きとかの方が、よほどその子の成長に繋がります。
でも勉強ってそういうものですよ。本来は誰かから言われてするべきものではなく、自分を高めるためにするべきです。目標や何をしなければならないか決めるのも自分でなければいけません。
自分で自分のモチベーションを管理できないならいい学校に入りたいとか生ぬるいことを言うべきじゃありません。
勉強ができる人ってそういうのの自己管理がうまい人なんですよ。目標を設定してどう頑張ればどう成績が上がるだろうか常に考えられるから勉強ができるんです。
やる気が起きないならやる気を出すしかない方法を自分で考えましょう。誰かから言われる前に。